歌で人生を豊かにする方法

歌うことは、音楽は人生を豊かにする。いくつになっても自分らしく輝きたい人へ

歌の安定感は、「声の立ち上がりのスピード」が大きく関わっている。

こんにちは。mochikoです。

 

この人の歌、安定してるな

この人の歌は安心して聴けるな

 

 

聴く人がそう感じる歌い手の声には

共通点があって。

 

それは、「声の立ち上がり」が「速い」ということ。

 

リズム感の良し悪しとか、

音が合ってるとかずれてるとか

そういう話ではなくて、

 

 

声を出したとき、

一瞬にしてその高さの音を出すに

ふさわしい声になっているかどうか

 

ということ。

 

簡単に言えば、

「その高さの音を声にする準備が

どれだけ速くできるかどうか」ですね。

 

 

安定した歌を歌う人や

安定感のある声をしている人は、

この準備がめちゃめちゃ速いです。

 

 

じゃあ、速くするのはどうしたらいいか?

 

答えはひとつ。

 

音を、探さない!!!!

 

言ってしまえば、

「音程をとる」という概念を捨てよう。

 

音程をとろうとろうとするから、

歌いながらも音を探してしまって、

その探している分発声にタイムラグが生じて、

声の立ち上がりが遅くなって、

結果、

 

・リズムに乗りきれない

・どこまでもフラフラしていて不安定

 

ということに、なるのです。

 

とはいえ・・・

「音程を取る意識をしていないと

音程がとれません!!!」という方も、いますよね。

 

 

じゃあ、どうしたらいいか??

 

点じゃなくて、線で曲を覚えよう!!!!

 

楽譜に書かれた音符をひとつひとつたどるかのように、

一語一句の音程をとろうとするんじゃなくて、

1フレーズなら1フレーズの、

言葉のまとまりとして音をとらえるんです。

 

 

昨日動画もあげた、

宇多田ヒカルさんの「Automatic」の

Aメロだったら、 

miracle-voice218.hatenablog.com

 

「な・な・か・い・め・の・べ・る・で・じゅ・わ・き・を・とっ・た・き・み」って、

一語ずつ音を覚えるんじゃなくて、

「七回目のベルで受話器を取った君」という

線で、流れで音をとらえるんです。

 

だいぶ極端に書いたけど、

いわゆる「この人歌上手だな」「安定してるな」っていう人は、

線で、流れで音をとらえています。

 

一本線の上を、頭を動かすことなく歩いていくイメージです。笑

 

あ、今もうひとつ、声の立ち上がりについてひとつ思いついた。笑

これ、また後日書きますね。